扁平足で足が痛いあなたへ
カテゴリー:健康情報
公開日:2018年7月22日
扁平足が招く、足の痛い「3つのトラブル」とは?
当院で足裏トラブルに悩む更年期女性は多いです。
それらの根本的な原因のほとんどは足を形作るアーチが崩れて扁平足に
近づいてしまったことが原因です。
特に40代、50代の女性が多いですね。
特に多い悩みは外反母趾。
ほとんどの原因は歪みなので、治療はそれを元に戻すことです。
足の裏で衝撃を吸収できずに炎症を起こす「足底腱膜炎」
●足底腱膜炎(そくていけんまくえん)
足裏にある足底腱膜(かかとから各指にかけての腱膜)に起きる炎症。
足のアーチが崩れ、足の裏で衝撃を吸収できずに炎症を起こす。
ランニングをしている人にも多い。足の裏やかかとが痛い、
朝起きて最初の一歩が痛い、などの症状がある。
痛みが強い場合は、湿布やアキレス腱のストレッチを!
「モートン神経腫」になると、中指と薬指の付け根にしびれや痛みを感じる
●モートン神経腫(しんけいしゅ)
中指と薬指の付け根に感じるしびれや痛み、ひりひり感が特徴。
神経の痛みの原因も足のアーチの崩れ。
インソール(靴の中敷き)で炎症を緩和するのが基本だ。
足の構造上、中指と薬指の付け根の神経に炎症が起こりやすい。
親指を反らせることができず、踏み返すと痛い「強剛母趾」
●強剛母趾(きょうごうぼし)
指の付け根の分岐点で、神経が炎症を起こす疾患。親指の付け根が痛むため、
外反母趾や痛風と間違えがち。
原因は外反母趾と同じだが、親指を甲のほうに反らせることができず、
踏み返すと痛い。
進行すると関節の破壊にいたるのが強剛母趾。痛みや変形の原因が、
足にあってない靴の場合もある。